安福寺

木津エリア

本尊の「阿弥陀如来像」は東大寺・興福寺を焼き打ちにした平重衡が文治元年(1185年)6月、木津川河原で最後に拝んだ引導仏と伝えられています。
本堂は村人が平重衡を哀れんだので「哀堂(あわんどう)」と呼ばれています。また重衡を埋葬した場所に現在の十三重石塔が建てられたと言われています。
重衡の命日法要には、全国から重衡ファンが訪れます。

名称 安福寺(あんぷくじ)
住所 京都府木津川市木津宮ノ裏274
電話番号 0774-72-9922
その他 十三重石塔は境内入ってすぐ左手に建立されており、自由に墓参可能です。
本尊は非公開のため、本堂にお入りいただくことはできません。
特別公開などの機会にお参りください。
スタッフおすすめポイント

山門横のソメイヨシノは樹齢約80年といわれ、満開時にはライトアップされます。

寺の近くに、「不成(ならずの)柿(かき)」と呼ばれる柿の木があります。この世の名残に柿を食べた重衡を哀れに思った里人がその柿の種を植えたところ実の成らない柿の木になりました。今は代替わりし、秋になると小さな実が沢山成ります。
また「不成柿」の近くには、重衡の首を洗ったと言われる「首洗池」があります。

ACCESS

JR奈良線「木津駅」より徒歩10分
またはコミュニティーバス<木-2>「宮の堀」下車すぐ