御霊神社・旧燈明寺

加茂エリア

御霊神社の本殿は室町時代の様式を伝える三間社流造り檜皮葺です。
もとは同じ高台にあった灯明寺の鎮守社でしたが、今は兎並(うなみ)区の氏神として祀られています。
旧燈明寺は、寺伝(東明寺縁起)によると、奈良時代行基の開基と伝えられています。建造物の内、三重塔と本堂は横浜に移築されましたが、跡地には、江戸時代前期の庫裏と本尊など5軀の仏像(千手観音立像・十一面観音立像・不空羂索観音立像・聖観音立像・馬頭観音立像:5軀とも府指定文化財)を安置する収蔵庫が設置されています。

名称 御霊神社・旧燈明寺(ごりょうじんじゃ・きゅうとうみょうじ)
住所 京都府木津川市加茂町河原中切59
その他 毎年11月初旬に、旧燈明寺収蔵庫の特別公開が行われます。
スタッフおすすめポイント

御霊神社本殿は三間社流造で、南北時代の建立と考えられ、重要文化財です。
檜皮葺の社殿は前面向拝の柱間に梁を渡し古い形式の蟇股を配し、左右に脇障子が付いています。

ACCESS

JR「加茂駅」より徒歩約11分