明治17年の火事により、歴史的経緯は定かでないとのことです。庭園に佇む古風な石仏は、無口ながらもその歴史深さを物語っています。本尊の阿弥陀如来座像は、近年の修復により原容を損じている部分もありますが、平安時代10世紀に遡る古様を見せています。千手観音像は6cmという小ささです。鎌倉時代に遡る作といわれています。
4月末ごろには、樹齢100年近いと言われている牡丹が見頃です。一株から80以上のつぼみをつけ見事です。年越しには竹筒に行灯がともされ、幻想的な風景に包まれます。
周囲の生活道路の道幅に限りがあります。周囲の古風な街並みを散策しながら、徒歩で訪ねるのがオススメです。
近鉄「山田川駅」から徒歩約10分 |